南天駐車場の由来
当サイトにお越しいただきありがとうございます。南天駐車場は学園前近くにある青空駐車場です。創業者である津田保雄が約40年前に開業いたしました。約40年前と言えば、今では賑わっている学園前周辺でも周りにまだ田んぼ、山があったころです。開業当初は一日数台の車が駐車したらいいほうだったそうです。しかし都市開発が進むにつれて、ベッドタウンとして人口が増え、通勤する人が車で駅までということで、駐車場の利用が増え、ありがたく現在に至っております。
さて話は変わりますが、学園前周辺で個人の駐車場でされている場合、個人の名字名前の入った○○駐車場や法人の名前の駐車場が多いです。しかし当駐車場は、創業当初より名前でも法人名でもなく、南天駐車場とかわった名前でありました。私が幼い時は、のど飴駐車場かと嘲笑しておりました。創業者がこの名前に託した気持ちを知ったのはかなりあとのことでした。
創業者は、仕事の傍ら、生け花を趣味から極め、師範にまでなりました。私は活花の事はよくわかりませんが、南天の色が綺麗とか実は長持ちして最後まで枝にのこっている(このことから一部地方では、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」というらしい)などがよかったのか、非常に好んで活けていたそうです。また南天は「ナンをテンじて福となす」とされ非常に縁起の良いものだとされていることを常日頃口癖のように言っていたそうです。
そういうことが南天駐車場の由来だと思っていたのですがそれだけではなく、別の理由もあったようです。それは、利用して下さるお客様それぞれ、うれしいことばかりではなく悩ましいこともある。そういう人が、少しでもそれに打ち勝って幸せになっていって欲しい、そのお手伝いが少しでもできたら、今でいうパワースポット小さい版になればと思っていたそうです。当駐車場には南天が創業当時より植えてあり、見守ってくれています。約40年です。ありがたいごとです。
南天駐車場のモットー
創業者の想いを理解し、心に刻んで努めていきたい、ということは簡単に言えますが、果たして実際ひきついだ私はどう実現していくか?ただナンテンを育てていくだけでいいのか?それとも?
考えた結果、ありきたりではありますが、笑顔で応対すること!!まずはそれから初めていこうと思いました。
笑顔でいることでツキが呼び込まれてくるー、お客様にもツキがくるー、万事うまくいくー、そして笑顔になる。
そこで、生まれました、モットー。「笑顔で明るく、安全安心」
駐車場ですから、大切なお客様の車をとめていただくので「安全で安心」はなくてはなりません。
終わりに
長々、ありがとうございました。
モットーを大切に、すこしでもお客様に福がきますよう、係員ともども頑張っていきたいと思っております。
ぜひ南天駐車場へお越しください。お待ちしております。
南天駐車場管理人